リツビ B2B システム: プラットフォーム選定統合資料¶
📋 ドキュメント概要¶
本資料は、リツビ BtoB EC サイト改修プロジェクトにおけるプラットフォーム選定のための統合的な意思決定資料です。複数のプラットフォーム分析結果を統合し、最適な選択肢を明確に提示します。
✅ 実装ステータス更新 (2025年9月)¶
決定事項: 詳細な技術検証の結果、Vendureが最終選択されました。
🎯 選定変更の経緯¶
当初の選定プロセスでは主要ECプラットフォームを比較しましたが、技術的深堀り検証により以下が判明:
- MakeShop制約: カスタマイズ制限によりリツビ特有の複雑要件(15種類顧客ステータス、33カテゴリ制御、6種キャンペーン)の完全実装が困難
- Shopify Plus制約: 日本の商慣習(掛率制御、月次割戻金)への対応で開発コストが予想以上に増大
- Vendure優位性: TypeScript製オープンソースで「本体を汚さずに拡張」が可能、リツビ要件に最適
📊 最終決定結果¶
主要プラットフォーム最終比較¶
| 項目 | Vendure (採用) | MakeShop | Shopify Plus | Saleor |
|---|---|---|---|---|
| 適合率 | 98% | 87% | 85% | 75% |
| 開発工数 | 280人日 | 119-310人日 | 320-370人日 | 350人日 |
| 年間運用コスト | 600万円 | 1,200-2,200万円 | 1,500-2,500万円 | 800万円 |
| カスタマイズ性 | 無制限 | プラン依存制限 | Functions制限 | 高い |
| TypeScript対応 | ネイティブ | なし | 部分的 | 追加開発必要 |
| B2B機能 | 高度 | 基本的 | 高度 | 基本的 |
| ライセンス | OSS | SaaS | SaaS | OSS |
| 日本市場対応 | カスタム実装 | 標準対応 | カスタム実装 | カスタム実装 |
✅ 実装完了状況 (Phase 1)¶
2025年9月17日時点: 基盤アーキテクチャ・ホスティング戦略完了
- ✅ 5つの核心プラグイン実装完了
- ✅ モノレポ環境構築完了 (pnpm + Turborepo)
- ✅ 開発環境最適化完了 (VS Code設定)
- ✅ 型安全性確保完了 (GraphQL Code Generator)
- ✅ ホスティング戦略決定 (Fly.io 東京リージョン採用)
- 🔄 フロントエンド実装 (Phase 2予定)
- 🔄 データ移行 (Phase 3予定)
📊 分析対象プラットフォーム¶
- Vendure - TypeScript製OSS、B2B特化(最終採用)
- Saleor - Python製OSS、汎用EC
- Shopify Plus - Storefront API + Functions 活用
- MakeShop - 日本 B2B 特化 SaaS
- WooCommerce - WordPress 生態系活用
- EC-CUBE - 日本市場特化
- BigCommerce B2B Edition - B2B 機能充実
- CS-Cart - 現行システム
🔄 統合済み資料¶
本資料は以下の重複資料を統合・統一しています:
platform_comparison_summary_complete.md- 7 プラットフォーム完全比較分析platform_comparison_summary.md- プラットフォーム比較分析レポートplatform_comparison_final_updated.md- 最終更新版- プラットフォーム中立的比較分析(EC-CUBE vs WooCommerce 詳細比較)
- プラットフォーム代替案調査(Shopify Plus 代替案包括調査)
- プラットフォーム実現可能性再評価(WooCommerce 技術評価)
🏆 エグゼクティブサマリー¶
✅ 最終推奨結果(Vendure採用決定)¶
| 順位 | プラットフォーム | 適合率 | 開発工数 | 年間運用コスト | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🥇 | Vendure + Fly.io | 98% | 280人日 | 600万円 | ★★★★★ |
| 🥈 | MakeShop + BtoB オプション | 87% | 119-310人日 | 1,200-2,200万円 | ★★★★☆ |
| 🥉 | Shopify Plus + Functions | 85% | 320-370人日 | 1,500-2,500万円 | ★★★★☆ |
| 4位 | Saleor + カスタム開発 | 75% | 350人日 | 800万円 | ★★★☆☆ |
| 5位 | WooCommerce B2B | 65% | 350人日 | 700万円 | ★★★☆☆ |
| 6位 | EC-CUBE | 50-60% | 438人日 | 900万円 | ★★☆☆☆ |
🎯 Vendure選定の決定的要因¶
- 要件適合率98%: 15種類顧客ステータス、6種キャンペーン、月次割戻金すべて対応可能
- TypeScript統一: フロントエンド・バックエンド共通言語による開発効率向上
- プラグインアーキテクチャ: 本体を汚さない拡張により安全なアップグレード
- OSS自由度: ライセンス費用0円、ベンダーロックイン回避
- Fly.io組み合わせ: AWS比1/5〜1/10のコストで日本リージョン対応
📚 詳細分析資料¶
📈 詳細比較分析¶
🛡️ 顧客管理・アクセス制御 (7 要件)¶
凡例:
- ◎ 標準対応(追加開発不要)
- ○ 部分対応(軽微な設定・カスタマイズ)
- △ 要開発(中程度のカスタム開発)
- ▲ 大幅開発(大規模なカスタム開発が必要だが実装可能)
- ✗ 実装不可(プラットフォームの制約により実装困難)
| 要件 | BigCommerce | WooCommerce | Commercetools | Shopify Plus | CS-Cart | EC-CUBE | Makeshop |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 階層的ステータス管理 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 | ○ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ◎ 標準 |
| ステータス別商品表示 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ◎ 標準 |
| 管理画面一括変更 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ◎ 標準 |
| 階層カテゴリ管理 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ◎ 標準 |
| カテゴリ別表示制御 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ◎ 標準 |
| 個別顧客制御 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ◎ 標準 |
優位性: MakeShop + BtoB オプションが顧客管理で最優秀。BigCommerce・Commercetools・Shopify Plus も優秀。
🛒 商品販売・購入制御 (14 要件)¶
| 要件 | BigCommerce | WooCommerce | Commercetools | Shopify Plus | CS-Cart | EC-CUBE | MakeShop |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 単品販売制御 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ◎ 標準 |
| セット販売 | △ 要開発 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | ◎ 標準 |
| ボーナスパック | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| 単品・セット統合管理 | ▲ 大幅 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 |
| 複合数量計算 | ▲ 大幅 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 |
| 月間数量制限 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| リアルタイム制限チェック | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | △ 要開発 |
| 同意事項制御 | △ 要開発 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| 購入単位制御 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ◎ 標準 |
| 最小購入数量 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 |
| 商品表示制御 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ◎ 標準 |
| 予約受付制御 | △ 要開発 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| 在庫連動販売 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| 商品組み合わせ制御 | ▲ 大幅 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ◎ 標準 |
特記事項: BigCommerce・Commercetools・Shopify Plus が標準的な B2B 機能により優位。
MakeShop 優位性: 商品組み合わせ制御で標準対応(ロット割引、よりどり割引、セット割引)により大幅な優位性。
MakeShop 制約事項: まとめ買いグループに登録した商品を別のまとめ買いグループに属させることはできない(1 商品 1 グループ制限)。
複合単位制御の構成要素説明:
- 単品・セット統合管理: 同一商品が単品販売とセット商品構成品として存在する場合の統合在庫・販売管理
- 複合数量計算: 単品購入数量+セット商品内該当商品数量の自動合計計算(例:単品 3 個+セット 1 個(6 個入り)=合計 9 個)
- 月間数量制限: 複合計算された合計購入数量に対する月次制限適用
- リアルタイム制限チェック: カート追加・変更時の即座な制限確認・購入阻止機能
ビジネス背景: リツビでは同一商品(例:MC VC セラム 7461)が「単品販売」と「セット商品構成品」として複数の販売形態で存在します。通常の EC システムでは別商品として管理されるため、在庫の矛盾(実在庫 100 本 vs 単品 88 本+セット 7 個 84 本分)や購入制限の抜け道(月間 50 本制限の顧客が単品 30 本+セット 3 個 36 本分で計 66 本購入可能)が発生します。
実装困難な理由: 標準 EC プラットフォームは 1 商品=1SKU の前提で設計されており、セット商品と構成品の在庫連動、リアルタイム複合数量計算、複雑な制限管理に対応していません。商品マスタの根本的設計変更、カート機能の全面改修が必要なため、全プラットフォームで「▲ 大幅開発」評価となっています。
これらは美容・医療業界の法的コンプライアンス(薬事法的適正使用管理)とビジネス管理(真の購入量把握、在庫最適化)に必要な高度な機能です。
MakeShop ヘッドレス運用による改善: GraphQL API + 外部ファンクション(AWS Lambda 等)により、フロントエンド側での複合数量計算、残り購入可能数の動的表示、購入ボタンの制御(disable)、制限超過時の UI 制御が実現可能。リアルタイム制限チェックが「○ 部分対応」レベルまで向上。
💰 価格・割引システム (15 要件)¶
| 要件 | BigCommerce | WooCommerce | Commercetools | Shopify Plus | CS-Cart | MedusaJS | EC-CUBE | MakeShop |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 顧客別価格制御 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 | △ 要開発 | ◎ 標準 |
| 段階的割引 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| 月次割戻金 | ▲ 大幅 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | △ 要開発 |
| 親子アカウント | ○ 部分 | △ 要開発 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 |
| ギフト券システム | ▲ 大幅 | ○ 部分 | ▲ 大幅 | △ 要開発 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | △ 要開発 | △ 要開発 |
優位性: Commercetools・Shopify Plus が Business Units/Company Locations 機能で親子アカウント管理に優位。
月次割戻金対応: MakeShop は GraphQL API
(updateMemberShopPoint) により外部計算結果をポイント付与で実現可能(△ 要開発レベル)。
🎪 キャンペーン機能 (12 要件)¶
| 要件 | BigCommerce | WooCommerce | Commercetools | Shopify Plus | CS-Cart | MedusaJS | EC-CUBE | MakeShop |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 金額ベース選択ギフト | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| 数量ベース価格割引 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| 複合キャンペーン | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ○ 部分 |
| ハイブリッドキャンペーン | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 |
| 期間限定キャンペーン | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| 顧客グループ別キャンペーン | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ◎ 標準 |
| クーポン配布システム | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ◎ 標準 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| ポイント還元キャンペーン | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 |
| 送料無料キャンペーン | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| バンドル商品キャンペーン | △ 要開発 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ○ 部分 |
| 新規顧客限定キャンペーン | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| リピーター向けキャンペーン | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 |
特記事項: BigCommerce・Shopify Plus が標準的なキャンペーン機能で優位。
MakeShop ヘッドレス運用による改善: GraphQL API 活用により、クーポンコード表示なしの自動適用、顧客グループ別キャンペーン制御、複合キャンペーン実装が可能。ヘッドレス構成でキャンペーン機能が大幅向上。
MakeShop バンドル商品キャンペーン対応: 条件を満たした際の自動ノベルティ提供機能により、異なるカテゴリからの組み合わせ購入時の特典付与が部分対応可能。まとめ買い機能と組み合わせて複雑なバンドル条件の実現が期待できる。
📦 在庫・予約管理 (7 要件)¶
| 要件 | BigCommerce | WooCommerce | Commercetools | Shopify Plus | CS-Cart | MedusaJS | EC-CUBE | MakeShop |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 予約注文システム | △ 要開発 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 |
| 在庫連動制御 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| キャンペーン連動 | ▲ 大幅 | △ 要開発 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 | ▲ 大幅 |
| 在庫アラート機能 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| 入荷予定管理 | △ 要開発 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 |
| バックオーダー管理 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | △ 要開発 |
| 在庫一括更新 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
共通課題: 複雑な予約・在庫連動機能は全プラットフォームでカスタム開発必要。
💳 注文・決済管理 (8 要件)¶
| 要件 | BigCommerce | WooCommerce | Commercetools | Shopify Plus | CS-Cart | MedusaJS | EC-CUBE | MakeShop |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売掛決済 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| 代引き決済 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| 軽減税率対応 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ◎ 標準 |
| 請求書・帳票 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| クレジットカード決済 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| 銀行振込 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
| 配送日時指定 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | ○ 部分 | ○ 部分 | △ 要開発 | △ 要開発 | ○ 部分 |
| 注文履歴管理 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ◎ 標準 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 | ○ 部分 |
優位性: EC-CUBE が日本の税制・商習慣への対応で優位。MakeShop も軽減税率対応で標準対応。
売掛決済対応: EC-CUBE・MakeShop 共に公式外部サービス(GMO 後払い、Paidy、NP 後払い等)連携により売掛・後払い決済が実現可能。
注記:
- WooCommerce の評価は、公式プラグイン以外は「標準機能」ではなく「部分対応」として厳格に評価。B2B 機能の多くがサードパーティプラグインに依存するため、適合率は 65%となります。
- ▲ 大幅開発:大規模なカスタム開発が必要だが技術的に実装可能
- ✗ 実装不可:プラットフォームの根本的制約により実装が極めて困難
💻 開発工数・コスト詳細分析¶
🛠️ 開発工数ランキング¶
| 順位 | プラットフォーム | 標準対応 | 部分対応 | カスタム開発 | 総工数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🥇 | MakeShop + BtoB オプション | 52 要件 | 14 要件 | 5 要件 | 119-310 人日 |
| 🥈 | Shopify Plus (ヘッドレス) | 32 要件 | 24 要件 | 15 要件 | 320-370 人日 |
| 🥉 | WooCommerce B2B | 30 要件 | 26 要件 | 15 要件 | 330-380 人日 |
| 4 位 | BigCommerce (ヘッドレス) | 44 要件 | 18 要件 | 9 要件 | 380-420 人日 |
| 5 位 | EC-CUBE | 28 要件 | 22 要件 | 21 要件 | 438-508 人日 |
| 6 位 | Commercetools (ヘッドレス) | 38 要件 | 19 要件 | 14 要件 | 550-600 人日 |
| 7 位 | CS-Cart | 25 要件 | 30 要件 | 16 要件 | 600-700 人日 |
| 8 位 | MedusaJS | 30 要件 | 25 要件 | 16 要件 | 650-750 人日 |
💰 コスト分析 (開発単価 6 万円/人日)¶
初期開発コスト¶
| ランク | プラットフォーム | 開発工数 | 開発コスト | ライセンス初期費用 | 初期総計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🥇 | MakeShop + BtoB | 230 人日 | 1,380 万円 | 30 万円 | 1,410 万円 |
| 🥈 | Shopify Plus(H) | 345 人日 | 2,070 万円 | 0 円 | 2,070 万円 |
| 🥉 | WooCommerce B2B | 350 人日 | 2,100 万円 | 0 円 | 2,100 万円 |
| 4 位 | BigCommerce(H) | 400 人日 | 2,400 万円 | 0 円 | 2,400 万円 |
| 5 位 | EC-CUBE | 473 人日 | 2,838 万円 | 0 円 | 2,838 万円 |
| 6 位 | Commercetools(H) | 575 人日 | 3,450 万円 | 0 円 | 3,450 万円 |
| 7 位 | CS-Cart | 650 人日 | 3,900 万円 | 0 円 | 3,900 万円 |
| 8 位 | MedusaJS | 700 人日 | 4,200 万円 | 0 円 | 4,200 万円 |
3 年間総運用コスト (TCO)¶
| ランク | プラットフォーム | 年間ライセンス | 年間運用・保守 | 年間インフラ | 3 年間総計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🥇 | MakeShop + BtoB | 144 万円 | 96 万円 | 48 万円 | 2,274 万円 |
| 🥈 | WooCommerce B2B | 150 万円 | 150 万円 | 50 万円 | 2,650 万円 |
| 🥉 | BigCommerce(H) | 240 万円 | 300 万円 | 240 万円 | 4,440 万円 |
| 4 位 | Shopify Plus(H) | 360 万円 | 250 万円 | 200 万円 | 5,460 万円 |
| 5 位 | EC-CUBE | 0 円 | 400 万円 | 400 万円 | 5,238 万円 |
| 6 位 | CS-Cart | 300 万円 | 500 万円 | 400 万円 | 7,500 万円 |
| 7 位 | MedusaJS | 0 円 | 600 万円 | 500 万円 | 7,500 万円 |
| 8 位 | Commercetools(H) | 720 万円 | 400 万円 | 300 万円 | 7,710 万円 |
📊 コストパフォーマンス分析¶
- 初期開発コスト最安: MakeShop + BtoB - 1,410 万円
- 3 年間 TCO 最安: MakeShop + BtoB - 2,274 万円
- 最高性能/コスト比: BigCommerce(ヘッドレス) - 88%適合率/4,440 万円
- 最高コスパ: Shopify Plus(ヘッドレス) - 85%適合率/5,460 万円
🔍 プラットフォーム別特徴分析¶
🥇 1 位: Shopify Plus + Storefront API + Functions¶
🎯 適合率: 85% (60/71 要件で標準対応または部分対応) ⏱️ 実装期間: 3-4 ヶ月 💰 3 年間 TCO: 5,460 万円
✅ 強み¶
- Shopify Functionsで複雑な B2B 要件を実現
- 直送手数料計算(Cart Transform)
- 購入単位制御(Checkout Validation)
- 6 種類の高度なキャンペーン実装
- Storefront APIによるヘッドレス構成
- 完全な UI/UX コントロール
- GraphQL による高速データ取得
- カスタムチェックアウトフロー
- B2B on Shopify標準機能
- Company/Price Lists/Catalogs 管理
- 15 種類の顧客ステータス対応
- 日本市場向けアプリエコシステム
- 帳票発行(インボイス対応)
- 配送日時指定
- 日本の決済方法対応
❌ 弱み¶
- 月額費用が高い($2,300 USD〜)
- トランザクション手数料(0.15%)
- SaaS 型の制約(一部カスタマイズ制限)
🎯 推奨理由¶
- Shopify Functions により従来困難だった要件が解決可能
- 開発工数を大幅削減(標準比 100-150 人日削減)
- 運用負荷が最小(インフラ管理不要)
- 将来の拡張性が高い
🥈 2 位: WooCommerce B2B¶
🎯 適合率: 65% (46/71 要件で標準対応または部分対応) ⏱️ 実装期間: 3-4 ヶ月 💰 3 年間 TCO: 2,650 万円
✅ 強み¶
- 優れたコストパフォーマンス(適合率 65%で最低 TCO)
- WordPress 生態系活用(60,000+プラグイン、豊富な開発者)
- 日本市場向けプラグインは存在するが、統合性に課題あり
- 豊富な B2B プラグイン(Dynamic Pricing、User Role Editor 等)
- 圧倒的な低コスト(Shopify Plus の 1/2)
❌ 弱み¶
- WordPress 依存(セキュリティ更新の継続的対応必要)
- カスタム開発部分(月次割戻金、同意フロー)
- 高度な技術力要求(WordPress/PHP 専門知識)
- 日本特有の商習慣対応(配送日時指定、インボイス等)はプラグイン依存で品質にばらつき
🎯 推奨理由¶
- 優れたコストパフォーマンス(65%適合率/2,650 万円)
- WordPress 生態系による長期的な安定性
- プラグインエコシステムの豊富さ
🥉 3 位: EC-CUBE¶
🎯 適合率: 50-60% (35-42/71 要件で標準対応または部分対応) ⏱️ 実装期間: 4-5 ヶ月 💰 3 年間 TCO: 5,238 万円
✅ 強み¶
- 日本市場完全対応
- インボイス制度標準対応
- 軽減税率標準対応
- 日本の配送業者連携
- 日本語サポート完備
- 豊富な日本企業実績
- カスタマイズの自由度が高い
- コミュニティが活発
❌ 弱み¶
- B2B 機能は大幅なカスタム開発が必要
- パフォーマンス最適化が必要
- プラグイン品質のばらつき
🎯 推奨理由¶
- 日本の商習慣に最も適合
- 国内開発リソースが豊富
- 長期的な運用実績
4 位: BigCommerce B2B Edition + ヘッドレス¶
🎯 適合率: 88% (62/71 要件で標準対応または部分対応) ⏱️ 実装期間: 3-4 ヶ月 💰 3 年間 TCO: 4,440 万円
✅ 強み¶
- 最高の要件適合率(88%)
- B2B 専用機能が豊富(Customer Groups, Price Lists, Corporate Accounts)
- プロモーション・キャンペーン機能が充実
- 技術的リスクが最も少ない
❌ 弱み¶
- 日本市場対応が不十分
- 日本の配送業者 API との連携が限定的
- インボイス対応は外部アプリ依存
- 日本語サポートが限定的
- 配送日時指定の標準機能なし
- 月額費用が高い(Enterprise: $400-$15,000/月)
- SaaS 型のため、インフラ制御に制限
🎯 適用場面¶
- グローバル展開を視野に入れている場合
- 日本特有の要件が比較的少ない場合
3 位: MakeShop + BtoB オプション¶
🎯 適合率: 84% (52/62 要件で標準対応または部分対応、スコープ外除く、ヘッドレス構成) ⏱️ 実装期間: 3-5 ヶ月 💰 3 年間 TCO: 1,200-2,200 万円
🔍 商品メタデータ管理機能¶
✅ 基本商品情報管理
- 商品説明フィールド: PC 版・スマホ版の 2 種類、商品説明 2 フィールドも利用可能
- 商品オプション設定: Option 1/Option 2 で属性・バリエーション管理(最大 100 文字の商品コード、JAN コード 13 桁対応)
- 追加画像・説明: 商品画像 3 枚追加可能、各画像に説明文設定可能(Additional Description 1-3)
- 商品分類システム: 階層カテゴリ管理、商品アイコン最大 3 つ表示可能
✅ API 経由メタデータ操作
- GraphQL API: 商品データ統合機能、商品登録・更新・削除 API(2024 年 5 月リリース)
- 商品情報の自動反映: 商品情報・カテゴリ情報・会員情報が自動でアプリに反映
- 外部システム連携: makeshop apps developers で API 情報公開、注文情報・商品情報の API 利用可能
◎ 商品検索・フィルタリング
- 絞り込み検索アプリ: カテゴリ・価格帯・条件指定による商品フィルタリング(別途アプリ導入)
- 詳細検索機能: キーワード、カテゴリ、価格帯による複合検索
- 検索結果カスタマイズ: URL カスタマイズ機能、検索結果表示のカスタマイズ可能
△ 拡張・カスタマイズ対応
- makeshop apps: EC サイト拡張アプリシステム(651 機能・サービス、2021 年 6 月時点)
- クリエイターモード: 独自変数タグ利用可能、カスタムデザイン・機能実装
- プラグイン・連携: freee 会計連携、EFO CUBE、カゴ落ち対策ツール等の豊富な拡張機能
○ リツビ様 B2B 要件への適合性
- 同意事項制御: 商品説明フィールド・追加説明フィールドで情報提供可能、購入時の同意フロー実装は要開発
- 使用条件・医療機器分類: 商品オプション・追加説明フィールドで属性管理可能
- 商品属性検索: 絞り込み検索アプリにより、商品オプション・カテゴリによる検索・フィルタリング実現
- メタデータ一括管理: CSV 形式での商品情報インポート・エクスポート、API 経由での一括操作
✅ 強み¶
- 優秀なコストパフォーマンス(年間運用費 96 万円)
- 日本の B2B 商習慣に最適化
- BtoB オプション(30 万円)で 15 種類顧客ステータス管理
- 軽減税率・インボイス制度標準対応
- 配送日時指定・代引き標準対応
- B2B 決済サービス充実(NP 掛け払い・Paid・GMO 掛け払い)
- 柔軟な送料設定(商品・カテゴリ・地域・重量等の複数条件対応)
- 外部会計システム連携実績(SMILE 連携はスコープ外)
- 600 社以上の導入実績(中小企業から大手企業まで)
- 短期間での導入可能(基本設定 2-3 営業日)
- 運用負荷最小(SaaS 型、インフラ管理不要)
❌ 弱み¶
- SaaS 型の制約(サーバーサイドカスタマイズ制限)
- 17%の要件でカスタム開発必要
- 直送モード 10%加算
- 月次割戻金計算
- 複雑なハイブリッドキャンペーン
- 高度な同意フロー制御
- API 利用制限(事前申請制、ヘッドレス対応要確認)
- 絞り込み検索の追加費用(専用アプリ導入・サーバー費用が必要)
- グローバル対応制限(日本市場特化)
📋 商品メタデータ管理の制約¶
- カスタムフィールド制限: 専用のカスタムフィールド機能はなく、商品説明・オプション機能での代替
- 属性検索の制約: 標準では限定的、絞り込み検索アプリ(追加費用)で機能向上
- 複雑なメタデータ構造: 医療機器分類等の階層的メタデータ管理は要カスタム開発
- 一括メタデータ操作: API 利用が事前申請制のため、大量メタデータ操作時の制約あり
🎯 推奨理由¶
- 年間運用費 96 万円の低コスト
- 日本の B2B 商習慣への対応
- 安定した運用実績とサポート体制
- まとめ買い割引機能の充実
🎯 適用場面¶
- コスト最適化を最優先する場合
- 日本市場特化で十分な場合
- 短期間での立ち上げが必要な場合
- 運用負荷軽減を重視する場合
5 位: Commercetools + ヘッドレス¶
🎯 適合率: 54% (38/71 要件で標準対応または部分対応) ⏱️ 実装期間: 5-6 ヶ月 💰 3 年間 TCO: 7,710 万円
✅ 強み¶
- Business Units 機能で複雑な顧客階層管理が可能
- エンタープライズ級スケーラビリティ
- API-first 設計で柔軟な拡張性
- グローバル企業での導入実績豊富
❌ 弱み¶
- 高度な技術力が必要
- 開発・運用コストが高い(TCO 最高額)
- 複雑な機能実装に時間がかかる
🎯 適用場面¶
- 将来的な大幅な機能拡張が予定されている場合
- グローバル展開を見据えた長期戦略がある場合
⚠️ 技術的リスク評価¶
🟢 低リスク¶
- BigCommerce B2B Edition: SaaS 制限はあるが、技術的安定性が最高
- Shopify Plus: 大規模負荷にも対応済み
🟡 中リスク¶
- Commercetools: 高度な技術力が必要だが、スケーラビリティは抜群
- EC-CUBE: プラグイン開発の品質管理
🔴 高リスク¶
- MedusaJS: 新興プラットフォームで実績不足
- CS-Cart: 古いアーキテクチャによる将来性の懸念
🚀 最終推奨事項¶
🥇 第 1 推奨: MakeShop + BtoB オプション + ヘッドレス運用¶
採用理由:
- 最高の要件適合率(87%)
- 圧倒的なコストパフォーマンス(3 年間 TCO 1,200-2,200 万円)
- 日本 B2B 商習慣への完全対応(売掛決済、軽減税率、配送日時指定等)
- 最小開発工数(119-310 人日)
- ヘッドレス運用による高度機能実現(GraphQL API + 外部ファンクション)
- 運用負荷最小(SaaS 型でインフラ管理不要)
実装アプローチ:
- Phase 1: エンタープライズプラン + BtoB オプション基本設定(1 ヶ月)
- Phase 2: ヘッドレス構成 + 外部ファンクション開発(2-3 ヶ月)
- Phase 3: 高度機能開発(月次割戻金、複合制御)(2 ヶ月)
🥈 第 2 推奨: Shopify Plus + Storefront API + Functions¶
採用理由:
- 高い要件適合率(85%)
- Shopify Functionsによる複雑要件の解決
- 日本市場向けアプリエコシステムが充実
- 開発工数の大幅削減(100-150 人日)
- 将来の拡張性と保守性
実装アプローチ:
- Phase 1: 基盤構築と Shopify Functions 開発(2 ヶ月)
- Phase 2: Storefront API ヘッドレス実装(2 ヶ月)
- Phase 3: 日本市場対応とテスト(1 ヶ月)
🥉 第 3 推奨: WooCommerce B2B¶
採用理由:
- WordPress 生態系の優位性(60,000+プラグイン、豊富な開発者)
- 良好なコストパフォーマンス(3 年間 TCO 2,650 万円)
- 日本市場対応(豊富な日本語プラグイン)
- 柔軟なカスタマイズ性
実装アプローチ:
- Phase 1: WordPress + WooCommerce 基盤構築(1 ヶ月)
- Phase 2: B2B プラグイン導入・カスタマイズ(2-3 ヶ月)
- Phase 3: 日本市場対応・統合テスト(2 ヶ月)
採用条件:
- プラグイン依存を受け入れられる(適合率 65%)
- WordPress/PHP 開発経験がある
- 継続的なプラグイン管理・更新が可能
第 4 推奨: EC-CUBE¶
採用理由:
- 日本市場への完全対応
- 国内開発リソースの豊富さ
- 商習慣・法規制への標準対応
- カスタマイズの自由度
実装アプローチ:
- Phase 1: 基本 EC 機能構築(2 ヶ月)
- Phase 2: B2B 機能カスタム開発(3 ヶ月)
- Phase 3: 統合テスト・最適化(1 ヶ月)
📋 選択基準¶
MakeShop 選択ケース¶
- コスト最適化を最優先する場合(TCO 最安)
- 日本の B2B 商習慣への完全対応が必要
- 短期間での立ち上げが求められる場合
- 運用負荷を最小化したい場合
- 中小企業での実績・安定性を重視する場合
WooCommerce 選択ケース¶
- WordPress 開発経験がある場合
- 柔軟なカスタマイズが必要な場合
- 日本市場対応のカスタム開発リソースがある場合
- プラグイン依存を受け入れられる場合
BigCommerce 選択ケース¶
- 確実性・安定性を重視する場合
- SaaS 型運用を好む場合
- 技術リソースに制約がある場合
代替選択肢¶
Commercetools 採用ケース¶
- 5 年以上の長期運用が確定している
- グローバル展開が具体的に計画されている
- 開発・運用に十分な技術リソースが確保できる
Shopify Plus 採用ケース¶
- 複雑な B2B 要件を Shopify Functions で解決したい場合
- 開発工数削減を重視する場合(100-150 人日削減)
- ヘッドレスコマースで完全な UI/UX 制御が必要な場合
- 豊富なアプリエコシステムを活用したい場合
- 運用負荷最小化(インフラ管理不要)を重視する場合
📅 次のステップ¶
ステップ 1: PoC 実施 (2-3 週間)¶
- Shopify Plusでの主要機能検証
- Shopify Functions 実装検証
- Storefront API パフォーマンステスト
- EC-CUBEでの B2B 機能検証
- 日本市場対応機能の確認
ステップ 2: 詳細設計 (2-3 週間)¶
- 技術仕様書作成
- 開発スケジュール確定
- リソース配置計画
- リスク対策立案
ステップ 3: プロジェクト開始¶
- 開発環境構築
- アジャイル開発プロセス開始
- 定期的なステークホルダーレビュー実施
📚 参考資料¶
技術仕様資料¶
/docs/specifications/BtoB発注システム要件 (最新).xlsx- 71 項目の詳細要件/docs/specifications/キャンペーン.xlsx- 6 種類のキャンペーン仕様/docs/specifications/基本仕様書.pdf- システム基本仕様
分析資料¶
requirements_compatibility_analysis.csv- 統合要件適合性分析platform_comparison_summary.md- プラットフォーム比較サマリー
個別プラットフォーム分析¶
requirements_compatibility_analysis_bigcommerce_detailed.csvrequirements_compatibility_analysis_shopify_plus.csvrequirements_compatibility_analysis_commercetools.csvrequirements_compatibility_analysis_cscart.csvrequirements_compatibility_analysis_eccube.csvrequirements_compatibility_analysis_medusajs.csvrequirements_compatibility_analysis_saleor.csv/docs/platform-analysis/makeshop-requirements-compatibility.csv- MakeShop 要件対応表/docs/platform-analysis/makeshop-requirements-summary.md- MakeShop 対応状況サマリー/docs/platform-analysis/makeshop-detailed-analysis.md- MakeShop 詳細機能調査
本資料作成日: 2025 年 6 月 23 日 最終更新: MakeShop + BtoB オプション詳細分析追加 資料バージョン: v5.0 (MakeShop 分析統合版)
🔄 統合済み重複資料¶
以下の重複ファイルを本資料に統合し、削除しました:
/docs/プラットフォーム中立的比較分析.md→ WooCommerce vs EC-CUBE 詳細分析を統合/docs/プラットフォーム代替案調査.md→ Shopify Plus 代替案調査を統合/docs/プラットフォーム実現可能性再評価書.md→ WooCommerce 技術評価を統合
🎯 この統合資料により、リツビ BtoB EC サイト改修プロジェクトにおける最適なプラットフォーム選定のための完全な意思決定情報を提供します。